日本でも数年前からスキニージーンズが大流行。足の形がそのままくっきり浮き出るスタイルのため、脚に自信が無いと、はくのに抵抗がありますが、冬場はブーツとあわせることでなんとかバランスを保ったり、長めのトップスをあわせることでお尻の部分を少々隠したり、と工夫してはくことが多いもの。ところがイタリアではブーツも長めのトップスも合わせません。お尻から足首まで、全てを「あらわ」にするのがイタリア流。今イタリアミラノのオープンカフェで行き交う人をウォッチングすると、カジュアルスタイルの若者達は、男も女もみな、スキニーで見事な脚を披露しています。堂々と出すその脚は、怖いくらいに細くて長いのも特徴です。
ヒールとあわせてドレッシーにまとめるのではなく、あくまでもカジュアル、或いはスポーティーに仕上げます。バレーシューズや重たくないスニーカーなどのぺったんご靴に超スキニーを合わせます。冬場はトップが重たくなりがちですが、あえてブーツを合わせてバランスなど取らずに、足元は軽めに仕上げます。
頭が小さいので髪はそのまま下ろしている人もいれば、頭のトップの高い位置でのお団子です。どこでどうとまっているのかもわからないようなラフなお団子が頭の上にのっていて、あえて言うならそこでバランスを保っているのかもしれません。
そして重要なエッセンスは堂々と闊歩すること。細い脚をスキニーで大胆に披露し、大またで歩く。これがイタリアの若者流です。
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